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【big maple 22】オーロラトリップの総括と次回のための備忘録とイエローナイフメシについて

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イエローナイフトリップも終わったことだし3泊4日を振り返ってよかったことやよくなかったことを書いておく。

 


【big maple 19】バンクーバーからイエローナイフへ ノーザンライツ邂逅編 - 音雲dig


【big maple 20】'君に届け Northern Lights' イエローナイフ滞在二日目 - 音雲dig


【big maple 21】山口百恵とイエローナイフ 滞在3日目 - 音雲dig

 

 

 

選んだツアーについて

よかった。

JTBバンクーバー支店、J-Stationで取ったのだけどそれなりに丁寧に対応してもらえた。困ったときや飛行機が遅延したときはこちらに電話してください、防寒装備が合わなかったからすぐ連絡してくださいなどなど親切な印象だった。

だいぶ高くなってしまったけれどもそれは直前だったし一人だったから。2人や3人で行くべき。イエローナイフに安宿はない。一人部屋は高いのだ。

 

 

 

防寒装備について

寒波と放射冷却のダブルパンチだった。マヒャドでブリザガだった。

ただ最初の夜以外快晴だったのはラッキーだった。ラッキーというほか無い。

オーロラは私たちの遥か上空100キロ以上のゾーンに現れるが雲は当然それより低い位置に発生する。どれだけ太陽の活動が活発でも天気が悪くてはその時点で終わり。

雪なんて降ってたら最悪だ。

観光どころじゃない。

今回はずっと晴れていたし風もほぼ吹いていなかった。重ね重ね言うがとても幸運だった。氷点下40度のオーロラビレッジで30分以上も外にいれたのは風が吹いていなかったからに他ならない。どれだけカナダグースが優秀で、ヒートテックにミートテックを重ねた防御体制でも風が吹いたら3分と外にはいれなかった。

死ぬ。

オーロラビレッジは湖の上。風を遮蔽するものはなにもない。

西川貴教WHITE BREATHどころではない。

 

今年は暖冬だという話。実は私の滞在の一週前はマイナス10度を割る日もあってガイドたちは雪が溶けちゃうよなんていって笑っていたそうだ。

確かにウィスラーは雪ではなくひどい雨が降っていた。あんなにビショビショの中滑ったのは初めてだ。このハイシーズンど真ん中に北米最大の人気スノーリゾートでびしょ濡れになったときは少し運の悪い自分を恨んだ。

 

 

さて私が次回またマイナス30度のイエローナイフにオーロラ鑑賞しに来る際には以下のような装備を持参するだろう。

 

・薄手のダウン(ユニクロのウルトラライトかもう少し厚手のものでもいい)

・ニットの薄手のグローブともう一枚薄手の手袋

・暖かくて長めのストール

・ネックウォーマー

・靴の中敷きに貼るタイプのカイロ

ヒートテックは長袖タイプのもの

・フェイスマスク

 

寒いのは手足、それから口周り、首もと。

そのポイントの装備を厚くして薄手のダウンを着たうえにカナダグースを着る。

これだ。

もしかしたらその時私はオーラらの写真を撮ってやろうなんて無謀なことを考えているかもしれない。

そしたら間違いなくこれは必須だ。

イエローナイフでは空気すら凍る。

 

ちなみにオーロラビレッジではホッカイロを無料で配っていた。

配るというか「ギフトショップのかごに入ってるのはご自由におとり下さいね〜」って二日目に言われた。そういう大切な事は一日目から伝えて欲しかった。伝えたいことはどれだけ伝えたくても1/3も伝わらないもの。仕方ない。

でもちゃんと日本製のカイロだったんだけど靴下に貼ってもあまり暖かくならなかった。

ホテルから貼っておく必要があったかもしれない。靴の中は酸素に触れにくいから化学反応がなかなか進まなかったのかも。

今度は自前で持って行こう。

 

 

 

ホテル

Days Innに泊まった。バンクーバーにも支店があるチェーンだ。アメリカ大陸に相当数の店舗を抱えているみたい。

デイズ イン アンド スイーツ イエローナイフ in Yellowknife, NT - ReservationCounter.com

 

悪くなかった。

ちゃんと毎日清掃入ってくれてたし。コーヒーメーカーでお湯を沸かしてアメニティの紅茶ばかり飲んでいた。最後はもうただのお湯だったけど、そいつを飲みながらブログをかいたら普段の倍くらいのアクセスがあった。嬉しいことだ。

同じくツアーで来たおっちゃんがティーピーの中でウチのホテルはよくないとボヤいていた。たしかYellow Knife Innと言っていたと思う。

おそらく清掃が綺麗にされていなかったとかコーヒーメーカーがぶっ壊れていたとかそんな内容だろう。

この国のハウスキーピングの人は、というか日本以外の国の特に高級ではないホテルのハウスキーパーたちはそこまで意識が高くない。

重労働だから長続きする人ばかりではないとも聞いた。

ただダウンタウンの端っこでオールドタウン寄りなのでJAVAROMA Coffeeにはちょっと遠い。ただそれだけ。特に問題はなかったけど。

 

 

 

アクセス

飛行機は問題なく飛んだ。帰り際搭乗時間が20分ほど遅れたり、出発が1時間ほど遅れたりしたけど問題なかった。

ただ乗り継ぎの問題でトラブルになる可能性はある。

出会った若夫婦は日本から来ていたがとても良いプランが見つかって値ごろだったがバンクーバーカルガリー→イエローナイフの乗り継ぎが1時間しかなかったとのこと。元々そんなに余裕のあるプランではなかったがやはりディレイをくらって焦ったので気が急ったと。

これは別に今回に限った話ではないけど。大きなディレイになったら一日潰れてしまうかもしれないし慣れない海外でホテルを要求しなければいけなかったかもと彼らは言っていた。確かに想像するだけでめんどくさい話だ。まあ旅なんて計画通りには行かないのが常なんだけど。

 

カルガリーエドモントンで乗り継ぐことが多い。

カルガリーを行きも帰りも利用したけれど、窓際のソファからは遠くに見える街明かりが美しい。夜ならば是非ソファ席に座ってiPhoneを充電しながらアルバータ州の州都に思いを馳せながらスターバックスのコーヒーを飲んでベアークロウデニッシュを食べて欲しい。ベアークロウじゃなかったかな、ベアーなんちゃらデニッシュは他の店舗では見かけたことがないのでスターバックスファンにはおすすめする。

 

 

 

イエローナイフメシ

今回利用した店舗は以下。

 

The Black Knight Pub

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絶対に行け。

絶対に行くんだ。

 

 

JAVAROMA COFFEE

http://www.javaroma.ca/

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カフェっぽいカフェはこことあともう一軒くらいだったかと。

コーヒーが飲めるところはほかにもあるけど。

あったかいラテとブラウニーが寒さで消耗した体に沁みた。

チーズケーキも美味しかったな。

日本人も何人か働いていた。

 

 

 

Bullock's Bistro

ブルックス ビストロ [イエローナイフ]のグルメ・レストラン 徹底ガイド - フォートラベル

 

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イエローナイフの虎の子。

オールドタウンにある。

歩いて20分ほどだけど初見殺しの感は否めないのでタクシーを使うのが無難。

ホワイトフィッシュのパンフライがとても美味しくてカナダで食べた中では一番美味しかった。

トロントバンクーバーでまともなレストラン(一皿20$〜のレストランってことね)に行ってなかったのもあるけど・・・。

でも日本人に人気らしいし穴場かというとそんなことはない。

ホワイトフィッシュはめちゃうまだったので次は誰かといってバッファローリブを頂きたい。

極北イワナの刺身なんてのも置いてるらしい。ヨダレが出る。

 

 

The Lodge

The Lodge at the Village (イエローナイフ) の口コミ・写真・地図 – トリップアドバイザー

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オーロラビレッジにも腕利きのシェフが居る。

夕飯を食べはぐってしまったとしても困ることはない。

オーロラが出なかったら素直にここでホワイトフィッシュとバッファローリブを食べてもいい。

カナディアンはカナダ売り上げナンバーワンのビールだし、Kokaneeは西海岸でよく飲まれているみたい。

寒いからコーヒーと甘いもののセットも破滅的に美味しい。別に太ったっていいじゃない、にんげんだもの。

ここであの夫妻とカナディアンを飲みながら話したひとときはとても暖かい時間だった。

今思い出したけど旦那さんがキャバクラでボッタくられた話で盛り上がったな。奥さんは苦笑いしていたけど旦那さんをディスってなかった。お酒飲むたびに話されてるから飽きてるのか別に気にしてないのか。仲の良さそうなハイソな夫婦だった。

 

 

 

 

いつかまたイエローナイフにオーロラを見にいきたい。

夏にパーカーにジーンズで一晩中オーロラレイクに寝転がるのも悪くないし、また真冬に行ってBKでスコティッシュシチューをギネスで流し込むのも良い。

エアカナダにはこれからしばらくお世話になりそうだ。

でも次は誰か、気の置けない人間とオーロラの素晴らしさをシェアすることが出来たらいいな。